あの林真理子さんもブログを始めたのね。
なんでも勝間和代さんの影響らしい。
エッセイで林さんの右に出る人はいないと思う私は、
「いいのお!?ただで林さんの日記読めちゃうわけえ!?」
とワクワク拝見したのだが、素人同然の力の抜けた日々の記録であった。
そりゃそうだよね・・・。
林さんの記事が読みたい、という理由だけで週刊文春やアンアンをたまに購入していた私はちょっとガッカリ。
彼女の何が好きかって、女の子ゴコロに貪欲なところ。
とても子持ちとは思えないし、家庭的な雰囲気を全く感じさせないような振る舞いは、仕事ができる女性らしく素敵だと思う。
私は、『ESSE』とか『LEE』とか、子育てやお料理を頑張るフワフワしたスタイルの女性像を醸し出している雑誌は大の苦手である。
まるで子供などいないような雰囲気なのに、きちんと料理もできて全く所帯じみていない女性を目指してるつもりだった。
・・・のだけど。
先週、自分自身にがっかりしてしまう一幕があったのである。
それは長男に対しての気持ち。
私は、彼は彼の人生を彼らしく幸せに生きてくれればそれでいい、とそう願っていたはずなのだ。
でもそれはキレイ事に過ぎなかった。
この10年間、彼は空手も弱っちいし、これといって目立つ場面もないけど、私はまあこんなものでしょうと、とにかく彼が毎日学校に通ってくれてさえいればいいや、と本当にそう思っていた。
だけど、4年生も終盤となったこの時期に彼は、
「これからは勉強に力を入れていこうと思う。中学受験にも挑戦したい。」
などと珍しく前向きなことを言ってくれたので、内心嬉しさを爆発させながらも、平静さを装って、
「へえ~、それじゃあ進研ゼミのコース登録考えなくちゃね。 K君と同じ塾にも通う?」
とかなんとか親の私の方がうきうきと準備を始めたのだった。
そんな宣言があった割には、なんというか・・・とても中学受験を考えてる子の行動はしてなかったので、ちょっと気になっていた。
苦手な空手も辞めてのびのびしてるんだけど、良い感じの”のびのび”ではなく、どこか”のらりくらり”といった感じだったであろうか。
「ゲームやりたいから早く勉強終わらせなくちゃ。」といったような、やはりゲームをすることが何よりの至福といった雰囲気なのだ。
ゲームをするのは全く構わないけど、あれはあくまでも娯楽であり、ゲームは嗜好品だ。
ゲームをすることで一番目を輝かされると、やはり引っかかるものがあった。
そして迎えた先週の『学年末実力テスト』。
この時期全国の公立校で行われるであろう、その学年度の集大成ともいえるテストである。
とりあえずこのテストだけは頑張ってほしいと私は思っていた。
なるべく準備させようとはっぱをかけたのだが、
「もうやるべきことは何もない。あれもこれも復習した。30分だけゲームしてもいいよね?」
などという。
まあ、確かにどの教科も良くできていたので、まっいいかあと”そこそこに”準備をして挑んだテストの結果はというと・・・
算数100点、国語98点、社会94点、理科90点。
良い成績だとは思うが、ええっ?と内心ショックだった。
低学年では100点以外取ったことなかったのだ。
でも、「頑張ったね!できるだけの準備はしたもんね!」とねぎらいの言葉をかけ、
さあ、気を取り直して5年生に向けて頑張っていこう!
で、終わるはずだったのだが、ふと気になって、
「ねえねえ、他の子はどうだったの? ほら、優秀なT君とかS君はさ?」
と長男に訊いてみたら、なんと理科と社会で彼らに負けてしまったそうだ。
そのため総合で3位だったとのこと。
今までずっと1位でわが子ながら感服していたものだか、サッカーやバスケに日々励んでいるT君やS君に負けるとは・・・。
勉強を頑張るんだ、と誓っていた長男、さぞ悔しかろうと、
「理科と社会悔しかったね。」と慰めの言葉をかけたら、
「なんで?別に悔しくないよ。」 と長男。
ん?・・・あれれ・・・勉強だけは頑張るんじゃなかったの?
それならT君たちに負けたことは悔しくないのか?
腑に・・・落ちない。
「ママ、どうしたの?」
「・・・・・・・」
「全部90点以上・・・取れたよ。」
どうして悔しくないの?
私は・・・悔しい・・・との思いから、
「今回さあ、油断したね。重要に考えてなかったんだね。」
とキツ~イ一言を放ってしまったのである。
その後も、うだうだと私の”プレジデントFamily”ばりの理屈は止まらず、
ついに長男はポロポロと泣き出してしまった。
なに・・・これ?
きょんてこんなヤツだったのね。
”長男のための長男自身の人生”などとキレイ事を並べながらさ、今回本性を表しやがったのさ。
母にこの一件を伝えると、
「あんたねえ・・・!自分は大した点数をとったこともなく、のほほんと生きてきたくせに! ”悔しい”って気持ちが誰にでもわくと思うの?いろんな子がいるんだよ!あの子はね、優しいの!そんな子をそんなに傷つけて、それじゃあ、まるで恐ろしい教育ママじゃない!」
と怒られた怒られた・・・。ぐす。
はい、確かに私は適当に・・・世間に迷惑をかけないように、なんとなく学生時代を過ごし、これといった才能もなく生きてきたけど・・・、子供に恵まれたによって救われたことは測り知れないほどある。
長男だって、淡々とした平凡な日々の中でいつかなにか素晴らしいものに出合う・・・そんなのもありなんだよね。
今まで成績が良かったものだからつい・・・。
まあそれも低学年だけの現象である可能性だってあるんだしね。
両親は大した頭脳も学歴もないんだからね。
だけど・・・だけどね、親としての本音として、求めてたんだね、期待してたんだね。
勉強じゃなくたっていい・・・何かひとつでいいから、
「これが好きだから頑張ろう」と熱意を持って挑んでほしいんだよね。
ゲームではなく。
・・・結局、この一件に関しての答えは出なかった。
でも”子育て”について考えてみた。
日々の生活が常に自分中心となっていて、”子供が私のペースに合わせてる”といった状況は問題なのではなかろうか。
「チビが寝てる間は勉強勉強!」「子供達で遊んでいる隙に勉強しちゃおう」「ああ、もっと勉強できたらなあ。誰かチビをみてくれないかしらん。」
などなど自分の言葉を振り返ってみても、自己中心的なことは明らかだ。
これって・・・酷いんじゃない?
長男の勉強にもっと寄り添って見てあげればよかったんじゃない?
長男の教育については、どうすればいいのかやっぱりわからないけど、
今一度”育児”の原点に立ち戻ってみようと思った。
早寝、早起き、朝ごはん。
とっても大切はことなのに、とにかく手抜き第一の適当主義になっていた。
手をかけ目をかけ一緒になにかするなんてこと・・・してなかった。
料理だけは愛情込めてきちんとやろうと思った。
そしていろいろな体験を一緒にしていきたいと思った。
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